「Scored in Silence」は、1945年に広島と長崎に落とされた原子爆弾の恐ろしさを、生き延びたきこえない被爆者たちの声を、解き放つ新たなソロデジタルパフォーマンスです。
この作品は、生存しているきこえない被爆者たちの声、また、亡くなった被爆者の記録、彼らの息をのむような思い出と、その時とその後を生きた歴史に基づいています。原子爆弾が起こした残酷さと、そのコミュティーで孤立した経験、差別、悲哀を目のあたりにします。パフォーマンスの中心となるのは、最先端のデジタルテクノロジー、WoojerとHolo-Gauzeです。観客が着用するWoojerストラップは、衝撃的なサウンドスケープと振動の構成を提供します。そして、Holo-Gauzeはムーブメント、サインマイム、アニメーション、映像を反映する3Dホログラフィックイリュージョンを生み出す投影技術です。
この新しいアート作品は、1945年に起きた原爆を、新しい方法で体感、理解、学ぶことができる類を見ない独創的なものです。
英国をはじめとするヨーロッパ、海外でのライブパフォーマンス、長編映像と短編映像のデジタルパッケージ、アーティストたちとの質疑応答などを提供します。劇場のみならず、ギャラリー、美術館、図書館、フェスティバルにも対応しています。ライブパフォーマンスでは、Woojerストラップを50セット貸出、Holo-Gauzeプロジェクションを設置します。映像のインスタレーションや上演では、Woojerストラップを貸出することができます。
詳しくは、プロデューサーのトム・カーティスにお問い合わせください。[email protected]
“グリーンサイドで上演されている注目すべきデジタルアート作品、Scored in Silenceを観る幸運に恵まれた。広島の原爆から生き残った、きこえない人たちの語られなかった物語を南村千里が語る。音、照明、アニメーション、振動、手話が調和された見事な作品である。”
ダレン・ヘンリー / アートカウンシルイングランド最高責任者
“死体に覆われた地に降り続ける黒い雨を目の辺りにした証言は想像を覆す。きこえない人々の孤立感が伝わる、パワフルで胸が張り裂けるような語りである。”
コリン ハムブルック / Disability Arts Online 編集長
“胸を揺さぶられる語り、非常にパワフルで啓蒙的なパフォーマンス。”
アントニオ ベニテス / マンチェスターサイエンスフェスティバル ディレクター
Reviews
Ian Abbott, Writing About Dance
Alice Baldock, The Japan Society
Colin Hambrook, Disability Arts Online
Interviews
Giverny Masso, The Stage
Kate Lovell, Disability Arts Online
Rebecca A Withey, Limping Chicken
Credits
- アーティスティックディレクター|パフォーマー:南村千里
- アニメーター:デーヴ・パーカー
- 照明|演出デザイナー:ジョン・アームストロング
- ソニックアーティスト:ダニー・ブライト
- 振動アーティスト:デビッド・ボビアー/ジム・ラックストン(VibraFusionLab)
- コスチュームデザイナー:メレディス・ジョーンズ
- サインマイムスペシャリスト:井崎哲也
- 英国手話助言者:スティーブ・ウェブ
- 音声ガイド:ウィリアム・エリオット
- プロジェクト会計:デヴィッド・ジョーンズ
- フィルム制作:ハーヴィー・キャッシュ
- プロデューサー:サラ・ピケットホール/ トム・カーティス
Film
- ボイスオーバー:アンドレア・ニューランド
- アクセスサウンドミックス:ジョセフ・ソープ
Performances
- 2019年 Carthage Theatre Days Festival チュニス+スファックス、チュニジア
- 2019年 ブリティッシュ・カウンシル主催エディンバラフェスティバル Greenside、エディンバラ、英国
- 2019年 オーバルハウス ロンドン、英国
- 2019年 共同開発 ファンショー大学、オンタリオ、カナダ
- 2018年 マンチェスターサイエンスフェスティバル The International Anthony Burgess Foundation、英国
- 2018年 ブライトンデジタルフェスティバル ONCAギャラリー、英国
Digital Season
- 2021年 How Do We Tune Into Sensation? オンラインフィルム24時間限定上演+トーク The Place 英国
- 2021年 Hidden/Revealed 抜粋フィルム上演+トーク 大英博物館 英国
- 2020年 芸術と障害セミナー2019-2020-2021 オンラインフィルム24時間限定上演+トーク Cultura UNAM、メキシコ
- 2020年 リメンブランスデー オンラインフィルム24時間限定上演+クリエイティブチームとの Q&As
- 2020年 障碍者国際芸術祭 オンラインフィルム48時間限定上演 Korea Disability Arts & Culture Center、韓国
- 2020年 第3回文化経営に関する国際セミナー:将来のシナリオーオンラインフィルム24時間限定上演+トーク The Centre Gabriela Mistral、GAM チリ
- 2020年 広島の日 広島への原爆投下から75年、作品の抜粋部分を24時間限定上演
- 2019年 Screening of “Scored in Silence”: Artistic Documentary, the Disabled and Proud Festival ロンドン、英国
- 2019年 BSL interpreted livestream of Scored in Silence –Documenting Deaf Perspective Pervasive Media Studio、ブリストル、英国
- 2019年 プレミア上演+トーク+ワークショップ ディッチリング美術館、英国
Funded by
Arts Council England, Canada Council for the Arts, The Great Britain SASAKAWA Foundation and British Council
Supported / Partnered by
VibrafusionLab, Fanshawe, Ovalhouse Theatre, Ditchling Museum of Art + Craft and Cuspinc
Special thanks
井崎哲也(日本ろう者劇団) 大矢暹 金子真美 黒川トモエ 仲川文江 坊農真由美 (国立情報学研究所) 淡路ふくろうの郷